2015年10月01日

正反対の本を読む

代わる代わる2冊の本をスケジュールのあいまで読んでる。

「すぐそばにある貧困」 大西 連 さんの本が面白すぎて、ひっくりかえる。なしてわたしに本の題名を、相談しなかったのか悔やまれる。これ題名で手にとらない人多いかもと思う。。でもじゃ、他にどんな題名があったんだ?と言われたら、まぁ。。いますぐに思いつかない。

だけど、題名にある「貧困」にまったく興味ないと思う人にこそ読んでもらいたい一冊。

実際に体験を元に書かれているので読み物として深いし、世間的な常識とかに対して目が覚めるようなデータもわかりやすく添えられている。知的好奇心を揺さぶられる。


すぐそばにある「貧困」 [ 大西連 ]
すぐそばにある「貧困」 [ 大西連 ]

実は正直言うと、わたしもこの本がこんな面白いとは全然思ってなかった。。 。題名で読むと暗くなる話がたくさん書いてあるんだろうな〜、と思ってしまってた。アパートと猫なんかはめちゃくちゃ笑ってしまった。文章力と編集の方々の力がすごい。

そしてもう一冊、同時に読んでるのがこれ。

世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60 [ ジム・ロジャーズ ]
世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60 [ ジム・ロジャーズ ]

ジムロジャーズの[世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60]
プレジデントの副編集長木下 明子さんがシンガポールに行って直接ロジャーズ氏からも聞いた内容を渾身の力をこめて編集してる。


全く新しいことなど何一つ起こらない。
世間の常識を疑え。


シンプルで当たり前のことだけど、忘れかけていて、はっ、とさせられる言葉が並ぶ。


こういう風に、わたしはいつもなるべく正反対ぽい2冊の本を混ぜながら読むようにしてます。
今回のように富豪の本と貧困の本。

甘い恋愛小説読む時は、かたい哲学理論の本と一緒に読むという風に。

変? へんです。変態ですよね〜笑

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でもね、いい本だとページをめくるのがもったいなくなる時とかあるじゃないですか? そういう時にもう一冊の本を読むとね、まったく違う世界に連れてってくれたりする。

そういう揺れ幅を意識してると視界が突然ひろがってきたりする瞬間があったりするの。楽しいよ。

交互に何か関連性があるんだけど、まったく違う本という読書、オススメですよ。秋だしね。


Posted by tentenwang at 21:55│Comments(0)