2015年12月02日

JALの機内誌と恋愛について

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今月のJALの機内誌にエッセイ書いてます。
北京のソフトクリームの話なんだけど、せつなくて甘い感じ、って。

このエッセイは、昔好きだった人の事を思い出して書きました。
まぁ、別に実際の内容はそんな話では、ぜんぜんないのだけど。

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私が昔好きだった人は、私よりだいぶ背が低くて、でもそんな事ちっとも気にもしてなくて、堂々としてる人でした。自分がお嫁入りせず彼のお家にご迷惑かけなくて良かったなぁと今はしみじみ思います。

機内でこのエッセイ読んでくれたJALの客室乗務員さんがやってきて「これ旦那さん怒んないんですか〜」って聞かれて逆に驚きました。昔の恋思い出してちょっとせつないぐらいで怒る(嫉妬する?)男なんているのか?笑

誰かを一生懸命、愛したってことも含めて人ってできあがってると思う。それもひっくるめて愛する事ができない人とは一緒にいれない。

面白くないじゃない。真剣に誰かを愛して苦しんだ経験のない人って。恋愛は、交信がなくなっても、泣いてしまっても、辛くても時間がたてば、逢えてよかったなって思うもので、愛はそういう形でずっと生きてくんじゃないかなぁ。。

よく失恋して何にもなくなるっていう人がいるけど、実はそんなことはぜんぜんなくて


愛は
ふえてくんだと思う

(たぶん)

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この記事へのコメント
「愛はふえてゆく」本当にそうだな、と思います。
今年、思いがけず好きになった人、打ち明けられもせず、会えなくなってだいぶたちますが、ふとそのときの気持ちを思い出すと、優しい気持ちになります。
人生は、実は、驚きに満ちていたことを思い出すのでした。
Posted by mari at 2015年12月04日 14:24
素敵なお言葉、どうもありがとうございます。
今自分の心の中で渦巻いていたような、自分ではどうしようもない感情が、まさにこういうことだったような。
誰かを一生懸命愛したことも含めて、その人がつくられる。
本当に本当にそうですね。
好きだった人と別れ、もうこんなに好きになる人は今後現れないのではないか、とふと思ってしまっている自分には、心に染みるお言葉でした。前を向いて行こうと素直に思えました。深謝。
Posted by 巌真弓 at 2015年12月19日 12:34