2016年02月17日

真夜中の贅沢

平野啓一郎さん『マチネの終わりに』ネットで1話から読めます。(毎日新聞の連載小説)

内容は、数回しか会ったことのない大人の男女がどこまでお互いを思い続けられるのか。現代の 純愛物語ですね。

で、今回素敵すぎるなぁ、と思ったのは、Noteで読むと(後半かな)平野さんがyou tubeでその小説にあった音楽を貼ってくれてるんですよ。こんな感じで。




仕事から帰って、片付け終わって真夜中のし〜んとした時にひらいてね。
普段自分が聴かない音楽を聴きながら、ゆっくりと読んでた。
その時間があまりに優雅で、贅沢でした。

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『マチネの終わりに』って、愛ってなんなのか。
どうしてその人でないといけないのか。
何度も、心の奥がぎゅっ、とつかまれるような小説です。

数回会っただけで深く関わることもなくそれでも心の奥にずっと残る人。
そんなことあるかな?

そう何度も思いながら、
でも(奇跡のような)出会いはきっと誰にでもあるんじゃないかって思えた。

(*´ェ`*)

読み終わりたくなかった、というの、が正直な感想です。

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