「いつ頃から、こんな性格になってしまったのかなぁ」とつぶやいてたら、旦那が「あのね〜、あなた21歳ぐらいの時に自分でヤクザの家に乗り込んで行ったでしょ?」
「え?なに?」
「芸術家の留学生がヤクザの家の襖絵をすごい安い値段で描かされそうになった時だよ。それ聞いて、それは安過ぎるって、あなた交渉に行ったでしょ」と。
遠い記憶。。。確かにそんなことあったっような。それで、ヤクザが納得して今回はお金がないのでやめます、となったような。
旦那が苦笑するので、「だってその貧乏留学生そこの家でただ働きみたいな値段で襖絵12枚も書いてたら勉強する時間やアルバイトする時間ないって彼、すごく困ってたんだよ」と言うと
「僕はあなたが「交渉してきた。もういかなくていいよ」と平気な顔して言うの聞いて「すげぇ女だな」と思ったんだよ。それもあなたがなんの仕事も、してない時だよ」
「だって、彼日本語下手で、怖くて交渉できないから、助けに話しにいっただけで別に喧嘩にいったわけじゃないもん。」
なんかそんなこと言われたら21歳の時から、ぜんぜん可愛くないじゃん。
小さくなって、そんなたいした話しでもない事を大きくしないでよ、と可愛いふりをしてみたのですが、旦那はずっとその思い出を反復するように失笑し続けるのでした。
カイラシュさんとの対談記事、もうすぐ。わたしの突っ込み

でたら告知します〜。