2010年6月16日の中国のニュース配信社 レコードチャイナからの転載です。
これ、このまま消えちゃうのもったいない価値あるニュースだと思ったのです。
(^_^)ニコニコ
シンガポール華字紙・聯合早報
「中国人が日本サッカーを応援するのには理由がある」
スポーツは平和、友好の象徴であり、国と国との架け橋だ。
しかし、日中間には靖国参拝、尖閣諸島、遺留化学兵器、日中戦争の民間人賠償などの問題が山積みで、中国人は強い反日意識を持ち続けている。
思い出されるのが2004年に中国で開催されたアジアカップ。中国人は日本代表を罵倒し続け、果ては「大刀で鬼子(外国人、とりわけ日本人への蔑称)の首を切り落とせ」などと叫ぶ始末。
スポーツ精神と汚し自らのイメージをおとしめてしまった。
2008年の北京五輪、日本対オランダ戦。
スタジアムはまるでオランダのホームのようだった。中国人観客は日本に容赦ないブーイングを浴びせた。
ところがどうだろう。
試合後、日本代表の選手たちはたった1回の拍手も声援も送ることがなかった中国人観客の前に整列し、深々と一礼した。一部の中国人観客の粗野な態度が目に付いただけに、日本代表の素晴らしい態度が鮮明となった。さらに日本の各界が全力で北京五輪を支えたことは中国国民の胸をうった。
そして日本のマナーに触れて、中国も変わり始めている。
ある中国メディアは「あなたは日本サッカーが好きですか?日本サッカーが好きだという人をどう思いますか?本当のサポーターならば、日本サッカーを支持することを光栄と思うでしょうか?」と問う調査を実施した。
中国代表よりも日本代表を支持するとの回答も多く、日本の勝利を望むと答えた著名人も多かった。
大きな変化だと言えよう。
ギリシャに2対0と勝利した韓国に日本メディアはエールを贈った。
時事通信社は韓国の勝利は日本代表の士気を高め、カメルーン戦の勝利につながったと評したほど。中国人も今、日本代表を支持している。日本の勝利は中国サッカーの自信にもつながるからだ。
次回W杯のアジア出場枠増加も日本と韓国の成績にかかっているのだ。そしてそれ以上に重要なのは、日本への応援は中国人の度量を示すことでもある。これもまたW杯の魅力であろう。
(翻訳・編集/KT)
これ、久しぶりに読んだ後に気分が良くなりませんか?
四川地震の時に、日本の救助隊の態度が、あまりにも素晴らしく中国人の方々の心を打った時のことを思いだしました。
死人にも深々とお辞儀をし、敬意をもって死んだ方々を扱う態度が全国ニュースになり、多くの中国人がそれを見て泣いていました。
こういう時、自分が日本人に生まれた事を誇りに思います。